先日告知のあった1usmus氏のRyzen DRAM Calculator 1.7.1が公開されました。
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という疑問をお持ちの方に向けて簡単に説明しておきますと、Zenアーキテクチャを使うRyzen CPUと高速なDRAMを利用している場合、メモリタイミングを設定することで、より高いクロック数でCPUを回し、さらにメモリのアクセス速度についても限界までがんばることができるという設定を用意にするものです。
DRAM Calculatorを使用して算出したメモリ設定をメモしておき、BIOSでこれらを入力することになりますが、限界を攻める話なのである程度水冷など強力な冷却環境が必要で、さらに何度も起動しない(Postしないと呼びます)状態を繰り返してバランスを見極めていくという精神衛生上あまり健康とは言えない作業になります。XMP対応のDRAMを使用していれば、マザーボードのBIOSでXMPをオンにして電圧を少しいじれば大体の欲求は満たされることになります。ので、それで満足できればさらに設定を追い込む必要はないです。私も面倒くさい&ちょっとPCでの高負荷な作業が仕事で立て込んでいるなんていう場合もXMPだけで何もしないこともあります。
あくまでも、せっかく手に入れたパーツなのだから究極まで追い込むぞ!っていう方以外はいじらない方が幸せです。そして、設定はそんなに簡単でもないので、自分で様々な情報を探しきれる方じゃないとオススメしにくいです。
それでも自粛で気が狂いそうだし、どうしてもやるんだ!っていう場合には、まずは自分のPC環境が冷却に耐えられそうか、使用している、あるいは使用予定のメモリが高速(3200MHz以上)か、などを見極めてからどうぞです。
あとは当然ですが、自分マザボがAGESA1.0.0.5対応のファームウェアをちゃんと出しているか、マザボの公式サポートリスト(QVL)にリストされているか、対応したAMDチップセットドライバーがインストールされているかなどが必要となります。私自身が何度もトライ&エラーであきらめたり、うまくいったけど3時間後に落ちた原因が何なのかなどで悩むなど、過去にそんないい思い出はないです。そんなに知識でカバーをしきれないと思うので、このブログで掘り下げていくことはないです。たぶん。でもまた挑戦しようっと
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